14/05/2024
《今宵の新作動画!》
明石―神戸―淡路島・岩屋の夜に聴くメンゲルベルク 1928
Tchaikovsky Symphony No.5 Willem Mengelberg, Koninklijk Concertgebouworkest, 1928メンゲルベルク、チャイコフスキー第5
https://www.youtube.com/watch?v=fltORPTSk9M
チャイコフスキーのこの曲には、ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルの名演があるのだが、1928年のメンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のこの演奏もかなり個性的でスリリングだ。しかも意外に録音がよい。メンゲルベルクと言えば、後期ロマン派風のしかもかなりあくの強い解釈で知られ、同時にバッハの信奉者で『マタイ受難曲』の演奏に特に強い意志を示したことでも知られるが、チャイコフスキーでは、そもそもの芸風が曲にマッチしたことも手伝い、かなり練りこんだ作風となっている。強いアゴーギクや、ポルタメント、リタルタンドを自由自在に駆使しながらも、それが見事に決まっている点と、なによりもオケのノリが凄い!!
また、副旋律が浮かび上がって聞こえるなど、普段聴くこの曲とかなり様相が異なって聞こえる場面が往々にしており、こういう手法はマーラーを振らせたら、とてつもなく面白いものになるに違いないと予感させるのである。こういう解釈だから、時に表現主義的に聞こえ、すべてに意味がある「魑魅魍魎的」な響きに聞こえ、これがまた濃厚!意外に今聞くと斬新なのだ。緩徐楽章のテンポの遅さも異例で、まるで違う曲を聴いている感がある。
とにかく面白いから、一聴の価値はある。
秋蛇星短編映画製作所 20240514 制作Tchaikovsky Symphony No.5 Willem Mengelberg, Koninklijk Concertgebouworkest, 1928メンゲルベルク、チャイコフスキー第5交響曲明石~神戸駅~淡路島(岩屋)・ジェノバライン、有馬街道ドライブレ...