05/06/2026
PXIインターフェースBOX設計ガイド
目次 第1章 はじめに:強電設計と計測SI設計の違い 第2章 PXIシステムとインターフェースBOXの役割 第3章 構成図:システム全体を一枚で伝える 第4章 I/O一覧表:信号情報の一元管理 第5章 コネクタ設計:選定とピンアサイン 第6章 ハーネス設計:ケーブル製造のための図面 第7章 Relay / Switch設計:信号の切替と分配 第8章 基板設計:内部実装の考え方 第9章 GND・シールド設計:ノイズ対策の基本 第10章 ラック設計:筐体と現場運用 第11章 検査:品質を確認する4つの段階 第12章 ドキュメント:設計と運用をつなぐ 第13章 おわりに:計測SIエンジニアに求められる視点 1. はじめに:強電設計と計測SI設計の違い 試験・計測システムの SI 設計は、一般的な電気製図とは異なる専門領域です。制御盤・リレーシーケンス・受配電を主題とする強電設計と、計測 SI 設計とでは、扱う物理量も求められる品質も根本的に異なります。 比較軸 強電設計 計測SI設計 扱う信号 AC100~440V/数Aから数十A μV~数V/nA~数A 求められる品質 動作確実性・安全性 測定精度・再現性・トレーサビリティ ノイズ観点 大きな裕度がある 数mVのノイズが直接誤差になる 設計の合格基準 「動く」 「常に同じ精度で測れる」 本稿のキーメッセージ PXI インターフェースBOXは単なるコネクタ変換箱ではありません。精度・保護・保守性を統合する機能ブロックです。設計の合格基準:「動く」ではなく「常に同じ精度で測れる」。この一文が、本書全体の出発点となります。 ポイント 計測SI設計は「動く」ではなく「正確に・繰返し測れる」が合格基準。 インターフェースBOXはシステム精度の要であり、誤差源にしてはならない。 2. PXIシステムとインターフェースBOXの役割 2-1. PXI規格の概要...
目次第1章 はじめに:強電設計と計測SI設計の違い第2章 PXIシステムとインターフェースBOXの役割第3章 構成図:システム全体を一枚で伝える第4章 I/O一覧表:信号情報の一元管理第5章 コネクタ設計:選定とピンアサ....