27/05/2026
走ることの意味が
変わってきた。
以前は自分に挑むように走っていた。
アドレナリンが出た。
さあ行くぜ、という気負いがあった。
今は違う。
朝起きて
歯を磨き、
顔を洗う。
その流れで着替えて
おもむろに走り出す。
今日は出社前に1時間。
週末は時間を気にせず4時間。
ある時は早朝から日が暮れるまで。
またある時は、夜を超えて…。
巡行。
静かな気持ちで
ゆっくりと
ただ走る。
姿勢を確かめる。
フォームをチェックする。
景色を楽しむ。
日差しが心地よい。
風を味わう。
整う。
これなら
何時間でも走れる。
自分と向き合う。
そこにどれだけの意味があるのか
正直、わからない。
でも
これが生きる糧になっている。
貴族のような時間だ。
マラソンのように
ギリギリの状態を保つのとは違う。
もっと静かな何かがある。
ただ走り、
戻ってくる。
それだけの日々が
悪くない。
むしろ
これがいい。
暗いうちに出ることもある。
ヘッドランプを灯し
走り出す。
特別なことは何もない。
ただ、そこにある明かりが
目の前の道を照らす。