11/08/2014
【第131回 経営コラム「なぜ自社が選ばれるか?の理由を作れ」】
よく「USP」という言葉が言われる。
以前の経営コラムでもUSPについて記載しましたが、今回はもう少し深堀をします。
~~~USP~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
USPとはunique selling propositionの略で、消費者の購入理由となる特徴的
なベネフィットを表すスローガンやメッセージその他の価値提案のことをいう。
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これを誤って、単に競争相手との差別化・特化したサービス・商品・ビジネスモデルと捉えてしまっているケースが見られる。USPで大切なことは「独自性のある選ばれる理由」です。
自社の分野、業種業態で単に誰もやっていない変わったこと、物として考え進めてしまうと、それは売上に反映されない失敗作となる可能性が高い。
ビジネスモデルを考える際、大きく分けて2つの切り口がある。
① マーケットイン
② プロダクトアウト
特化した自社独自のビジネスモデルにも、上記①のマーケットイン思考が含まれると望ましい。
市場ニーズから事業内容を考える、出口のあるところに商品・サービスを提供する、そこから構築する事業が軌道に乗りやすい。
では、題名にある「なぜ自社が選ばれるか?」という質問に、皆さんは明確に理由を述べられるであろうか?
他社にはできない「こんなことができる。」は素晴らしいことですが、自己満足になっていないか?市場ニーズはあるのか?改めて考えたい。
同業と同じことを行っていては、価格破壊に巻き込まれ、どんどん利益を失っていきます。やはり競合差別化は大切で、特化したものを武器として持つべき。しかし、プロダクトアウト思考で武器を持たないことです。
マーケティングの考えでは「いかに営業力を使わず仕事を獲得するか?」に集中します。
売上を上げる仕組み作りがマーケティングなのですが、営業に頼るのではなく、営業を最小限としていかに売上の最大化を達成するか?の精度の高いビジネスモデルを構築すること。
そこには、必ず「選ばれる理由」を盛り込みます。
売上が伸び悩んでいる企業様、営業で苦労している企業様、広告での転換率が低い企業様、これを機会に選ばれる理由が思い込みではないか?と疑って、固定観念を取り払い、自社のビジネスモデルを根底から疑って考えてみるのも良いかもしれません。
他社ではない、自社だから可能な、出来れば参入障壁が高く撤退障壁の低い、市場ニーズの高い独自性の武器を持って戦いたい。
それを持つことで、営業展開、売上獲得の労力はかなり軽減されるはずです。
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株式会社リズカンパニー 代表取締役 渡邉貴也
事業再生|企業再生|認定型制度融資支援 マーケティング技術を生かし、融資後も再生可能な実践的グランドデザインを立案。苦境の経営者様の強い味方として現在コンサルティング業務を展開。「企業様の総合病院の役目を目指します。」